ヨメの祖父が亡くなった
2004年3月10日 日常 先月、入院したので見舞いをしたばかりだったのだが。
今にして思うと、いつものは気丈なあのヒトが、ウチのムスメに食事を口に運んで貰っただけで泣いていた時点で、こうなることを想像しておくべきだったのかも知れない。
いや、想像していなかったわけではない。
むしろ私にはわかっていた。わかっていたからこそ、今頃になって家を買おうとしていたのだから。
「貴方の孫娘の婿は頼りなさげですが、これだけのことはできます。ご安心を」
と言外で伝えたいと、きっかけはそれだったハズなのだから。
だけど、恐らくは一生に一度の大きな買い物に浮かれて、いつしか手段が目的となってしまい、結局彼とはそれきりになってしまった。
で、挙句に目的も果たせず仕舞い。何をやってるんだ、私は。
少々クセのある人物だったが、面白そうでもあったので、一度しみじみと話をしてみたかった。
もう一度、ヨメとムスメ達に会わせてやりたかった。
それらのことだけが、悔いに残る。
今にして思うと、いつものは気丈なあのヒトが、ウチのムスメに食事を口に運んで貰っただけで泣いていた時点で、こうなることを想像しておくべきだったのかも知れない。
いや、想像していなかったわけではない。
むしろ私にはわかっていた。わかっていたからこそ、今頃になって家を買おうとしていたのだから。
「貴方の孫娘の婿は頼りなさげですが、これだけのことはできます。ご安心を」
と言外で伝えたいと、きっかけはそれだったハズなのだから。
だけど、恐らくは一生に一度の大きな買い物に浮かれて、いつしか手段が目的となってしまい、結局彼とはそれきりになってしまった。
で、挙句に目的も果たせず仕舞い。何をやってるんだ、私は。
少々クセのある人物だったが、面白そうでもあったので、一度しみじみと話をしてみたかった。
もう一度、ヨメとムスメ達に会わせてやりたかった。
それらのことだけが、悔いに残る。
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